ユウシのユムグチ

奄美大島出身の蛇三線ロックバンド ティダ ボーカル担当:雄志のブログ

島フェス2006


ティダで参加する初の野外フェス『島フェス2006』唄って踊ってきました!
何より、すごく良いイベントに参加できて嬉しかったと言うのが最初の感想です。

まず、これくらいの規模からそれ以上のイベントになると赤字では誰も主催しないと思うのですが、そうなると確実な動員を得ないといけなくなります。
そんな中、最近のフェスはメジャーな人たちだけが集まるフェスが多く、動員最重視なイベントが増え、インディーでやってる人たちや、伝統芸能を守ってるようなアーティストには、まず、そのような大きなイベントには参加する事すら難しくなってきてます。現に、今年の夏にメジャークラスのアーティストを揃えたがチケットが売れずに中止になった野外フェスもありました。イベントの成功は多大な労力が必要なのです。

この『島フェス』のコンセプトは『若手のアーティストにも発表の場を与えて、これからのアーティストを育てる』と言う事も盛り込まれてます。
その為、まだまだ動員の少ないうちらのようなバンドも参加させていただく事ができたし、他にも若手のアーティストが多数出演してました。それによってイベントの総出演者数はサブステージも含め、計25組、これはものすごい数です(笑)

はっきり言って、後半出演するアーティストだけで動員もある程度見込めて、イベントも充分開催できてたと思います。動員もオープンから終わりまでそんなに動きは無かったですからね、それでも、前半やサブステージなどでたくさんの若手のアーティストやこれからのアーティストが参加できたと言うのは、救世主的なコンセプトのお陰だと思います。

普段なかなか共演できない方達ばかりで楽しいイベントでした。

ジョニー宜野湾さんは、MCや曲などにおいても『間』の使い方がうまいな〜と勉強にもなったし、あの落ち着いたステージングは勉強になりました。

大工哲弘さんは、役所勤めを辞めて最近デビューを果たしたそうなのですが、その心意気が最高だな〜と思いました。安定を捨てて音楽をやる…かっこいいです。ステージも三味線一本とパーカッションだけで堂々と沖縄民謡を唄いあげてました。

コブラツイスターズさんは、唄や演奏など、当たり前の事を当たり前にできてるうまさも感じたし(なんか偉そうですいませんm(_ _)m) やろうとしてる音楽も近いな〜と思い共感できました。

とにかく、楽しかった『島フェス2006』、7時間半も踊りっぱなしのイベントはクラブイベントなみでしょうね!最高でした!

来年もまた参加できるように頑張ります!

写真はコブラツイスターズのボーカルで同郷の川畑アキラさんとのツーショット!先輩に負けないように頑張ります!